歯科医師採用 コラム

【求職者が気にしているのはコレ!】院内の人間関係

歯科医師が職場探しで気にしているのは、立地や時間はもちろんですが、「人間関係」も最大のポイントです。職場にいる時間は大変長いので、やはり人間関係の良いところで働きたいと思うのは当たり前だと思います。ただ、「人間関係」だけはなかなかわからないのが困ったところです。医院側としても「うちの人間関係が良い事をどうすれば伝えられるか」と悩まれるところですね。是非参考にして下さい。

「人間関係」をどうやって見抜く?

求人票だけを見ている段階で、求職者は気になる医院の人間関係をどうやって見抜こうとしていると思いますか?

画像です!スタッフの集合写真などはかなりしっかり見られています。もちろん医院のホームページに紹介されている院長・スタッフ紹介の画像も見られています。スマホなら拡大して見られているので、小さな画像だからと気を抜かないようにして下さい。

「院長が怖そう」

「お局みたいな衛生士がいて、怖そう」

「なんか楽しそうな雰囲気ではない」

確かに、顔相と言われるくらいで、人の性格というのは顔に現れています。性格強そうな顔でドンと映っている人がいたら、少し引いてしまうかもしれないですね。

求人している歯科医院は是非ホームページや、求人票を見直してみて下さい。逆に退職した人が写っている場合は撮り直しされることをお勧めします。またスタッフ紹介のページなどで、かなり表情固く写っている画像などの場合は、「怖そうに見えるけど実はとても優しい」といったコメントなどを工夫をしていれると良いかもしれません。

インスタやブログなどの画像はとても参考になります。ホームページはあまり更新されていない場合もありますが、インスタは比較的新しい情報をゲットすることが出来るためホットな医院の雰囲気を感じることができるとあって、求職者もかなりチェックされています。院内の人間関係がわかるような楽し気な画像をアップするのもおススメです。

 

歯科医師も人間関係を気にするの?

人間関係を気にするのは歯科衛生士や助手のスタッフだけではありません。歯科医師(男性も女性)も気にされています。もちろん、同じ歯科医師である勤務医の事も気にはなるのですが、実は若い先生は、衛生士やスタッフのことも意外に気にされています。年齢や経験を重ねれば、スタッフの事もそれほど気にならないのですが、特に新卒のドクターは年上の衛生士の存在をとても恐れています。これが原因で退職される方もおられるくらいです。

特に若い女性ドクターに関しては悩ましいところです。院長は「女性の休憩室はココ」というように説明をされる方が比較的多く、昔であれば、「男性=ドクター 女性=スタッフ」という構図だったのですが、最近は女性ドクターも増えており、「女性」と一括りにされると、女性ドクターはスタッフと同室という事になります。どういう立ち位置でいればいいのか気にされる方もおられます。そういう事もあって、若い女性ドクターはほぼ全員「女性ドクターがいるところ」を希望されます。

もし女性ドクターが勤務している場合は、求人票にそのことをアピールしてあげるのも一つの方法だと思います。

「楽しい!仲が良い!」が良いわけではない

「うちの医院はみんな仲がいいです!」を前面にアピールしている医院があります。社員旅行・食事会・スポーツ大会・クラブ活動などです。しかし、院長先生が思っておられるほどこれは評価が高くないのをご存知ですか?

ただ、私は医院のカラーを出すことはとても良い事だと思っていますので、そういった医院はそれをアピールすれば医院の考え方にマッチした人が応募してくるはずです。

しかし、アピールするほどでもないけど、人間関係が良い事を伝えるために、「社員旅行・食事会・スポーツ大会」というワードや画像をアップされているのであれば外した方が良いと思います。「あまりそういうのは好きでない」という人も多くおられるからです。

学校のクラスを想像してみて下さい。

1. 賑やかで、明るくて、活発で目立つ人

2. ふつ~うの人

3. まじめで、無口で、存在感の薄い人

だいたい3つのグループに分かれます。単純な話ですが、「食事会やスポーツ大会」を楽しいと思って積極的にやりたがるのは①の人たちです。②の人は言われたらやるけど積極的に自分からやりたいわけではない人です。③の人はやりたくないのでそういうところは敢えて避ける人です。そして、この3つのパターンは人数的にはきれいに3等分されるわけではおそらくないと思います。①の人は本当に一部の人であって、残りの大半は②と③の人ではないでしょうか?

①の人たちは、求職に関しても友人や先輩の紹介などで決めていく人が比較的多いです。それを考えると②③の方をターゲットにした方が可能性は高いかもしれません。という理由から、「食事会やスポーツ大会」をあえて前面にアピールしない方が良い場合もあるということです。

 

「オンとオフ」をしっかり区別

「スポーツ大会?うちはそんなのは一切ないよ」という医院であれば、逆にそれもアピールポイントになります。比較的最近の若い人は「オンとオフ」をしっかりつけたがる人が多いです。仲が悪いわけではないけれども、仕事が終わったら自分の時間なので、職場の人と一緒に行動することを望まない人もおられます。とはいえ、人間関係がうまく構築できない人、何か問題がある人というわけではありません。「食事会は忘年会・送別会程度ならいいんですが・・・」という条件つきです。要するに過剰に人間関係をアピールするところが増えているからこそ、こういった発言が出るのだと思います。

どちらのタイプの医院もそれは医院の特徴なので良いと思います。医院の特徴にマッチした人を採用できることが一番ですから。ただ、無理矢理「装う」必要はないという事です。

ドクターを採用したい → 人間関係が良い事をアピールしなくては → 社員旅行・食事会・スポーツ大会のWordを入れよう

このように考える必要はないという事です。

 

「人間関係=食事会・スポーツ大会」ではありません

【人間関係が良い = 仲がいい = 食事会やスポーツ大会などを開催している】

というわけではありません。求職者が人間関係はどうかな?と気にしているのは、

・ 院長がパワハラをしたりしないか?

・ 勤務医たちも仲が良いか?

・ スタッフは優しく、気の強い人はいないか?

こういう事を気にしているのではないでしょうか。なので、求人票では例えば、院長がどれだけ優しい人かという事を勤務医やスタッフの目線から語ってもらうとか、勤務医やスタッフの年齢、経験年数などを記載するのも良いと思います。求職者が求めていることを理解した上で、そこを教えてあげるような求人票であれば医院の雰囲気をイメージできるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?「採用」は、採用することが目標ではなく、長く勤務して頂くことが重要です。医院が求める人材と違う人を採用したとしても、それは両者にとって良い採用だったとは言えません。最初から求める人材でない人を面接する時間を無駄だと考えるならば、しっかり医院のコンセプトを記載すればいいと思います。