就職・転職Tips 面接編1

人の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まる

「メラビアンの法則」

 「メラビアンの法則」ってご存知でしょうか? 人の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念です。 メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、 「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われています。 要するに、どんなに素晴らしい受け答えをしたとしても、見た目の印象が悪ければ台無しという事です。人は会って数秒で判断されるのです。

 「視覚情報」からお話しますと、「不潔な人」は歯科医院では絶対NGです。 あくまでも人を相手にした仕事であり、医療人ですので、相手に不快感を与える視覚は論外だと言えるでしょう。 以前、口角が下がっていることを指摘された人もいました。顔のパーツの問題ではなく、表情というものは大切です。 暗い顔をしていたり、文句ばかり言いそうな表情も敬遠されますので、明るい気持ちで前向きな生活を送るように心がけましょう。

 「聴覚情報」の面から言うと、声が小さかったり、何を言っているのかわからない人も致命傷です。 昔の歯科医師のように治療だけをしておけばいいという時代は終わりました。今は、しっかり患者様に治療の説明をする必要があります。 相手に聞き取れる大きさの声で、またゆっくりとわかりやすく話をしなければいけないので、面接の際に出来ていない人は、患者さんに対してもできないと評価されるでしょう。

「言語情報」というのは、あなたの履歴や経験など実際に話す内容のことです。 要するに、履歴や経験はたった7%程度のもので、「初めて会った時の3〜5秒」でほぼ93%が決まってしまうということです。

私もコンサルタントとして、「求職者に会う」ことを重要視しています。 経歴や実績をいくらメールで教えて頂いても、それはほんの一部であって、実際にお会いしてみないと何もわからないからです。 またほとんどの歯科医院はスキルよりも「性格」や「雰囲気」を気にされています。 スキルはいくらでもあとで伸ばすことができますが、「性格」や「雰囲気」は大人になった今からでは治らないと思われているからです。

あなたのその動き、カメラがとらえているかも!

 最近は防犯カメラが日常的に使われるようになりました。 歯科医院でも防犯や患者さんとのトラブル回避のため、院内にカメラをつけているところが増えています。 求職者の方が面接の際には、要注意です!

 歯科医院では場所がなく院長室の狭いところで面接という場合もよくあります。 そんな時、机にある書類を見たりする人がいます。「えー」と思われるかもしれませんが、事実ありました。 確かに大切な書類を広げている部屋に通してお待ち下さいというのも変だとは思うのですが、その書類に手を伸ばして見るというのはもっての他です。 実際、面接に来た人をカメラ設置の部屋に通して、少しの間カメラで様子をうかがっているとはっきり言われた医院もありました。 一度医院に足を踏み入れたら、どこから見られているかわからないと思って緊張感を忘れずにいましょう。

 医院に入る前後のエレベーターや道でも気を付けて下さい。 お昼休憩に面接を行う場合も多いと思います。 面接を終わって駅に行く道は、お昼休憩で出歩いているスタッフが一杯います。 あなたはスタッフの顔を知らないでしょうが、スタッフはさっき面接に来たあなたの顔をしっかり覚えているものです。 夢中になってスマホで面接の内容や院長のこと、医院のことなどを大きな声で喋らないようにしましょう。