就職・転職Tips 歯科医師転職事情1

転職で他の人は何を基準に選んでいるか知ってる?

勤務医が求めている条件

<男性歯科医師の場合>

  • 「開業のための経営が学べる」
  • 「人間関係が良い」
  • 「患者数が多い」
  • 「教育体制が充実している」

<女性歯科医師の場合>

  • 「人間関係が良い」
  • 「教育体制が充実している」
  • 「給料が高い」
  • 「開業のための経営が学べる」

歯科医師の年齢にもよりますが、男性にあって女性になかったのは「患者数が多い」で、 女性にあって男性になかったのは、「給料が高い」でした。 やはり男性は開業に向けて自身のスキルアップに着目しており、女性は現実的な物に重きを置いているようです。

新卒や若い歯科医師が就職・転職で気にしていることは?

新卒や若い先生が就職・転職するにあたり気にされるのは、

  • 同年代の勤務医が在籍している
  • 同じ学校の先輩がいる
  • 女性ドクターがいる(女性の場合)
  • 教育カリキュラムが充実している
  • 院長の年齢があまり離れすぎていない

やはり院長と二人というのは敬遠されがちです。しかしそれをメリットと考える方もおられます。

勤務医がいない(少ない)歯科医院のメリット

  • 院長を独り占めできる。
  • 身近に院長がいるため、わからないことがあればすぐに直接聞くことが出来る。
  • 一人しかいないので、可愛がってもらえる。
  • 自分の努力次第で、ステップアップしていける。

確かに、どんどん食いついて習得したいという強い意志のある方であれば学べることは多いでしょう。

やはり女性ドクターの在籍を気にする?

 新卒の女性ドクターは特に、先輩女性ドクターの在籍にこだわっているようです。「社員旅行の時に、女性ドクターがいないと嫌だ」と具体的に言われた方もおられました。 女性だから衛生士や助手と一緒でいいという考え方は、確かに微妙な気分ですね、どういう立ち位置に立てばいいのかわからないので、ホッとできないのかもしれませんね。

「良い歯科医院」「悪い歯科医院」って誰にとって?

 就職や転職の基準はみんなと同じである必要は全くありません。 私たちコンサルタントが実際に面談をしてからでないと医院を紹介できないのは、それぞれ個性があるからです。

  • 同年代の仲間とある時は楽しみながら、ある時は切磋琢磨しながら成長していくタイプ
  • 多くの仲間と一緒だと自己主張できず、質問もできないままどんどんついていけなくなるタイプ

 人によって個性があります。自分には合わない歯科医院が「悪い歯科医院」ではありませんし、 自分に合う歯科医院が友達に必ずしも合うとは限りません。 そういう噂話に左右されず、しっかり特徴を知って、自分に合うかどうかを見極めましょう。

担当医制の方がいい?

 歯科医院によっては担当医制のところもあれば、担当医制でないところもあります。 どちらにもメリット・デメリットはあるので、一概には言えません。

担当医制のメリット

  • 一人の患者を総括的に診ることができる
  • 自分の治療した患者の予後を診ることができる
  • 信頼関係などが作りやすい

担当医制ではないメリット

  • 突然どのような症例が来ても対応できる力がつく
  • 短時間で多くの治療を行うスピード感を身に着けることができる
  • 前の先生が行った治療を即座に理解して、継続診療をする力がつく
  • 自分の治療後、次のドクターに引き継ぐためのカルテを作成する能力が身につく

 どちらにも違ったメリットがあるので、今の自分が身に着けたいものは何かという事を考えて選ぶのがいいでしょう。 新卒や若い先生には、患者様を総括的に診たり、自分の治療した予後を診ることができる担当医制の方が良いかもしれませんし、 経験を重ねて、開業目前の先生であれば、スピード感を養ったり、 症例数や対応力を身につけるためにも担当医制でない所で勤務するのも必要だと思います。 開業前に、この二つのタイプの歯科医院を2カ所非常勤で勤務されるという話も良く聞きます。