就職・転職Tips 歯科衛生士 面接編3

あなたのその面接、採用?不採用?

残り7%で「採用」から「不採用」に真っ逆さま・・・

 「視覚情報」「聴覚情報」でほぼ「採用」か「不採用」か答えがでています。 では、残り7%と言われている「言語情報」で「採用」を勝ち取りましょう。「言語情報」というのは要するに会話の内容になってきます。 「視覚情報」も「聴覚情報」も良かったのに、最後に話の内容で「不合格」になる場合もあります。それは、

  • 悪口を言う
  • 働く意欲を感じない

 こういう人は、「採用」から「不採用」に一気に覆ります。

 これまでの経歴を見ながら「どうしてこの歯科医院は退職されたのですか?」と質問をされることがあります。この時に、例えば

  • 「残業がすごく多いのに残業代もつかなかった」
  • 「有給休暇が取れない」
  • 「スタッフの中に性格のきつい人がいた」
  • 「衛生管理が悪く、絶対患者として行きたくないと思う歯科医院だから」

 など歯科医院の悪口を並べる人がいます。もっとひどい場合は院長の診療に問題があるようなことをいう人もいるくらいです。 これを聞いた院長はどう感じると思いますか? 「へー、あそこの医院はそういう医院なんだ」「そんなところで働いていて大変だったね」とあなたに同感してくれると思ったら大間違いです。 おそらくあなたが言えば言うほど、院長の顔がゆがんでくるでしょう。 「この人を採用したら、自分の医院を退職する時には、また次の医院でうちの悪口を言うのだろうな」と院長は考えるでしょう。

 悪口や医院の否定をするようなことは絶対に禁止です。

見た目は良かったのに、残念・・・

 「働く意欲を感じない」というのも、「採用」から「不採用」に真っ逆さまの結果となります。以下のような質疑応答であなたのやる気はすぐにわかります。

(例)

  • どうしてうちの医院を面接したいと思ったのですか?
    家から近いので
    コンサルタントの方にすすめられたので
  • 何か質問はありますか?
    いえ、ありません。
    有給休暇はとれますか?
    残業はありますか?

 これらの答えに「転職をして頑張ろう」と思っている気持ちが感じられますか?要するに「面接」というものを軽んじているとしか思えません。 なので下調べもしていなければ、自分の本音がポロッと言葉に出てしまっているのです。 これらの質問は面接で必ずされると思って、自分でもある程度答えを考えておくようにしましょう。

 医院を面接した希望動機では、履歴書にも記入していると思いますが、医院のホームページを下調べし、 医院が力を入れていることを頭に入れた上で、この医院でどのように自分は貢献できるのか、また新たにどういう事を学びたいのかという姿勢を表現するようにします。 もちろん家が近いのも、コンサルタントに勧められたのも間違いではありませんが、院長が何を聞こうとしているのかという事を考えると、 この答えは「良い回答」ではないことは一目瞭然です。

この質問はNGです。

 歯科衛生士の方にアンケートしたところ、職場選びで重視することはという質問に「勤務時間」や「お休み」という回答も多くありました。 確かにとても気になるところだとは思いますが、 院長から「何か質問はありますか?」と聞かれた場合、「終業時間」「残業」「有給休暇」「お休み」そして「お給料」のことを聞くのは、ちょっと待った!です。

 今から働こうと面接をしているのに休むことばかり言われたら、働く気があるのかなと思われてしまうのは当然です。 こういう人は「権利主張型の人」だと院長から言われたことがあります。 今は、法律で労働者が大変守られています。 その立場を利用して当然という態度が見え隠れする人、こういう「権利主張型の人」は雇いたくないというのが雇用者側の本音だと思います。

どんな質問をすればいいの?

 「何か質問はありますか?」と最後に聞かれた場合、首を傾げながら何も返答しない人がいます。 医院の下調べをしていないから、何の質問も浮かばないのでしょう。また緊張で頭が真っ白になっているのでしょうか? 以前、下調べをした際にわからないことをちゃんと手帳に箇条書きにしていた衛生士さんがいました。 そして、それを一つ一つ院長に質問していました。こんな衛生士さんに是非働いてもらいたいと院長は思ったでしょうね。

(例)

  • お子さんが来られる割合はどのくらいですか?
  • 衛生士のチェアータイムは何分ですか?
  • 1日に衛生士一人何名くらいをケアしているのでしょうか?

 衛生士として業務的な質問をしましょう。

 何度も質疑応答を繰り返した後で、まだ「ほかに何か質問はありませんか?」と聞かれる場合があります。 もう聞き残したことは無いと思ったときは、

「たくさん教えて頂きましたので、もう大丈夫です。ありがとうございました。」

 とはっきり答えましょう。 この最後の締めをできない人が結構おられます。 「う~ん、う~ん」と首を傾げながら何も言わない人。 誰かが助け舟を出してくれるのを待っているのでしょうか? そういう態度も見られています。質問する時ははっきり聞く、もう大丈夫と思ったときははっきり「大丈夫です」と終了させる。 うやむやした態度は絶対しないように気をつけましょう。